un coin quelconque de ce qui est

ドイツ・フランスの解釈学・美学関連の論文を翻訳・紹介。未発表の翻訳いっぱいあります。

2014-04-30から1日間の記事一覧

ハンス・ローベルト・ヤウス「否定性と同一化-美的経験の理論への試み」(1974)[2/3]

[1967年のコンスタンツ大学の教授就任講演を元にした論考「挑発としての文学史」に始まるヤウスの「受容美学」は、1972年の『美的経験のささやかな弁明』でその問題系を大きく転換させた。「挑発としての文学史」が、ある芸術作品(古典作品)が発表当時どの…