un coin quelconque de ce qui est

ドイツ・フランスの解釈学・美学関連の論文を翻訳・紹介。未発表の翻訳いっぱいあります。

2014-05-18から1日間の記事一覧

ハンス・ローベルト・ヤウス「否定性と同一化-美的経験の理論への試み」(1974)[3/3]

[ヤウスの『挑発』から『ささやかな弁明』への転換は先に述べたとおりであるが、岩波現代文庫版『挑発としての文学史』の「日本語版への序文」を参考に、いま一度詳細にみてみたい。その中でヤウスはその受容美学の「第二の段階」への移行を次のように語って…