un coin quelconque de ce qui est

ドイツ・フランスの解釈学・美学関連の論文を翻訳・紹介

ジャン=リュック・ナンシー「精神はいま」(2015年 12月26日)

以下はジャン=クレ・マルタンのサイトに掲載されたJ・L・ナンシーの小論(2015年12月26日付)。 精神はいま ジャン=リュック・ナンシー 人々はなにも言いたがらないようだ。恐ろしいことや騒擾émotionを目のあたりにしたために。それらの印象を間近に受け…

ポール・リクール「解釈学的論理学?」(1981年)[2/2]

第4節 解釈学の応答 解釈学の普遍性の防衛は、ガダマーとその門弟や、その名を引き合いに出すことなく彼に組する者たちによってさまざまな水準へと導かれていった(74)。 (a)[H・R・ヤウス、J・リッターの解釈学]まだ形式的な最初の水準では、万人が一致し…

ポール・リクール「解釈学的論理学?」(1981年)[1/2]

[以下は Paul Ricœur, «Logique herméneutique?», dans: Écrits et conférences 2. Herméneutique, Paris (Seuil) 2010, p.123-196 の下訳。ガダマーによる展開、批判理論やウィトゲンシュタインとの関係など、ハイデガー以後の解釈学の動向を総決算する内容…

マックス・イムダール全集(全3巻)総目次

[以下は Max Imdahl, Gesammelte Schriften, Frankfurt/M.:Surhkamp 1996 に収録された論文の総目次である。論文名の後のカッコ内の年はその論文の刊行年を表す。] 現代芸術論 マックス・イムダール全集第1巻 目次 1.アウグスト・マッケにおける光としての…

リュディガー・ブプナー「天才概念の民主化」(2001)

[以下は Rüdiger Bubner, »Demokratisierung des Geniekonzepts«, in: Josef Früchtl und Jörg Zimmermann (Hg.), Ästhetik der Inszenierung, Frankfurt /M. 2001, S.77-90の下訳。原文のイタリックによる強調箇所は、訳文では太字で示している。70年代、哲…

ジャン・スタロバンスキー「ヤウス『美的経験のためのささやかな弁明』フランス語訳版への序文」(1978)

[以下は Jean Starobinski, »Préface«, dans: Hans Robert Jauß, Petite apologie de l’expérience esthétique (trad. par Claude Maillard), Gallimard: Paris 1978, p.7-21 の翻訳。ガダマー流の地平・伝承論から美的経験論へと展開していったヤウスの受容…

ジャン・グロンダン「ハンス=ゲオルク・ガダマーとフランス世界」(2000)

[以下は Jean Grondin, Hans-Georg Gadamer und die französische Welt, in: Günter Figal (Hg.), Begegnungen mit Hans-Georg Gadamer, Stuttgart 2000 (Reclam), S.147-159 の翻訳。ジャン・グロンダンはフランス系カナダ人の解釈学者で、ガダマーやリクー…

S・ダイネス、J・リプトウ、M・ゼール『芸術と経験 - 哲学的論争のための寄与』(2012)の目次と第一論文冒頭部

[以下は Stefan Deines, Jasper Liptow, Martin Seel (Hg.), Kunst und Erfahrung: Beiträge zu einer philosophischen Kontroverse, Frankfurt/M 2012 の目次と第一論文冒頭部の翻訳。冒頭部だけなのは、この論文集がいま手元になく、アマゾンの立ち読み機…

ミッテルシュトラス、コゼレック、ヤウス他『人文科学は、いま』(1991)目次と序論

[以下は Wolfgang Frühwald, Hans Robert Jauß, Reinhart Koselleck, Jürgen Mittelstraß, Burkhart Steinwachs, Geisteswissenschaften heute, Frankfurt/M 1991 の目次と序論。第一章のミッテルシュトラス論文が、18世紀の百科全書派による「学問の体系」…

ハンス・ローベルト・ヤウス『美的モデルネの時代変化に関する諸研究』(1989)目次

[以下は Hans Robert Jauß, Studien zum Epochenwandel der ästhetischen Moderne, Frankfurt/M 1989 の目次。『美的経験と文学的解釈学』以来のヤウスのロマニスティク関連の論文集。序論がヤウスの問題関心や本書の見通しについて教えてくれているが、長い…

ハンス・ローベルト・ヤウス『理解の諸問題』(1999)目次とあとがき

[以下は Hans Robert Jauß, Probleme des Verstehens. Ausgewählte Aufsätze, Stuttgart (Reclam) 1999 の目次とあとがき。ヤウス最後の論文集。ヤウスと共に「コンスタンツ学派」の一員であったR・ヴァルニングがヤウスの理論的立場を手短に説明した後に、…

ハンス・ローベルト・ヤウス『理解の道のり』(1994)目次と序言

[以下は Hans Robert Jauß, Wege des Verstehens, München (Wilhelm Fink) 1994 の目次と序言。ロマニスティク関連の論文集『美的モデルネの〈時代変遷〉のための諸研究』(1989)以来の、晩年のヤウスの書き物を集めた論文集。雑多な論文集の印象だが、第一部…

ハンス・ローベルト・ヤウス『美的経験と文学的解釈学』(1982)目次

以下はHans Robert Jauß, Ästhetische Erfahrung und literarische Hermeneutik, Frankfurt/M (Suhrkamp) 1982 の目次。これをみると、先に翻訳した「否定性と同一化」が本書第一部のA・Bに相当することがわかる。] 美的経験と文学的解釈学 序言 第一部 美…

ハンス・ローベルト・ヤウス「否定性と同一化-美的経験の理論への試み」(1974)[3/3]

[ヤウスの『挑発』から『ささやかな弁明』への転換は先に述べたとおりであるが、岩波現代文庫版『挑発としての文学史』の「日本語版への序文」を参考に、いま一度詳細にみてみたい。その中でヤウスはその受容美学の「第二の段階」への移行を次のように語って…

ハンス・ローベルト・ヤウス「否定性と同一化-美的経験の理論への試み」(1974)[2/3]

[1967年のコンスタンツ大学の教授就任講演を元にした論考「挑発としての文学史」に始まるヤウスの「受容美学」は、1972年の『美的経験のささやかな弁明』でその問題系を大きく転換させた。「挑発としての文学史」が、ある芸術作品(古典作品)が発表当時どの…

ハンス・ローベルト・ヤウス「否定性と同一化-美的経験の理論への試み」(1974)[1/3]

[以下はHans Robert Jauß, »Nagativität und Identifikation. Versuch zur Theorie der ästhetischen Erfahrung«, in: Harald Weinrich (hrsg.), Poetik und Hermeneutik Bd.VI. Positionen der Negativität, München 1974, S.263-339 の下訳。 H・R・ヤウ…

ハンス=ゲオルク・ガダマー「美的経験と宗教的経験」(1964/78)

[以下はHans-Georg Gadamer, »Ästhetische und religiöse Erfahrung«, in: ders., Gesammelte Werke 8. Ästhetik und Poetik I, Tübingen 1999, S.143-155.の試訳。節の区分と見出し、および[ ]と[*]で本文中に挿入した解説と注は訳者による。また〈 〉のく…

クリストフ・メンケ『人倫における悲劇-ヘーゲル以後の正義と自由』(1996)目次とまえがき

[Christoph Menke, Tragödie im Sittlichen. Gerechtigkeit und Freiheit nach Hegel, Frankfurt/M. 1996, S.9-12.] 人倫における悲劇 ヘーゲル以後の正義と自由 クリストフ・メンケ [出版社の紹介文] 「人倫における悲劇」――若きヘーゲルが自らのモデルネの…

マルティン・ゼール「細分化された倫理学の部門としての美学」(1992)

Martin Seel, »Ästhetik als Teil einer differenzierten Ethik. Zwölf kurze Kommentare«, in: ders., Ethisch-ästhetische Studien, Frankfurt/M.:Suhrkamp 1996, S.11-35. [ ]で本文中に挿入した解説は訳者による。また〈 〉のくくりは文意をはっきりさせ…

J・フリュフトル/J・ツィンマーマン「演出化の美学- 社会的、個人的、文化的現象の諸次元」(2001)

[以下は、Josef Früchtl und Jörg Zimmermann, »Ästhetik der Inszenierung. Dimensionen eines gesellschaftlichen, individuellen und kulturellen Phänomens«, In: dies.(Hg.), Ästhetik der Inszenierung, Frankfurt a.M. 2001, S.9-47.の試訳。[ ]と[*…

クリストフ・メンケ『芸術の力』(2013)の目次と序論

[Christoph Menke, Die Kraft der Kunst, Frankfurt a.M.:Suhrkamp 2013, S.11-14. 前著『力-美的人間学の根本概念』(2008)で注目された「力の美学」をさらに展開したメンケの最新著。本著ではさらに政治学までをもその射程に収めている。] 芸術の力 クリス…

クリストフ・メンケ『力-美学的人間学の根本概念』(2008)の目次と序言

[ 以下は Christoph Menke, Kraft: Ein Grundbegriff ästhetischer Anthropologie, Frankfurt a.M.:Suhrkamp 2008. の目次と序言の試訳。] 力 美学的人間学の根本概念 クリストフ・メンケ 目次 序言 何のための美学か? 第一章 感性:構想力の非規定性 第二…

マークス・デュヴェル「美的経験と道徳」(2000)

[Marcus Düwell, »Ästhetische Erfahrung und Moral«, in: hrsg. von Dietmar Mieth, Erzählen und Moral. Narrativität im Spannungsfeld von Ethik und Ästhetik, Tübingen 2000, S.11-35. ブプナーやゼールらが取り上げた美的経験や自然美学に関する論点…

ローマン・インガルデン「美的経験の認識理論的な考察の諸原則」(1960)

[以下は Roman Ingarden, »Prinzipien einer erkenntnistheoretischen Betrachtung der ästhetischen Erfahrung«, in: hrsg. von Dieter Henrich und Wolfgang Iser, Theorie der Kunst (Frankfurt a.M.; Suhrkamp 1982, S.70-80) の試訳。芸術作品と美的対…

マックス・イムダール「美的経験についての芸術史的注記」(1972)

[Max Imdahl, »Kunstgeschichtliche Bemerkungen zur ästhetischen Erfahrung«, in: Gottfried Boehm hrsg., Max Imdahl Gesammelte Schriften Bd.3 Reflexion, Theorie, Methode (Frankfurt a.M.:Suhrkamp 1996) の試訳。節の番号づけと見出しは訳者による…

リュディガー・ブプナー「美的経験と美術館のあらたな役割」(2003)

[以下は Rüdiger Bubner, »Ästhetische Erfahrung und die neue Rolle der Museen«, in: Joachim Küpper und Christoph Menke, hrsg. Dimensionen ästhetischer Erfahrung, (Frankfurt a,M.:Suhrkamp 2003.) の試訳。拙訳のブプナー『美的経験』(法政大学出…

アンドレア・ケルン、ルート・ゾンデレッガー(編)『誤れる対立 哲学的美学に対する同時代のさまざまな立場』(2002)目次と序論

[Andrea Kern und Ruth Sonderegger (hrsg.), Falsche Gegensätze. Zeitgenössische Positionen zur philosophischen Ästhetik (Frankfurt a.M.:Suhrkamp 2002) の目次と序論。若手女性研究者らが真・善・美の関係規定という哲学的美学の中心問題に正面から…

マルティン・ゼール『現われの美学』(2000)目次と序言

[Martin Seel, Ästhetik des Erscheinens (Frankfurt a.M.:Suhrkamp 2000.) の紹介。本書でゼールは、通常の知覚経験との対比・差異化によって「美的経験」における美的対象の現象構造を明らかにしている。第二部までは、美学の入門書のような平易な語…

アルブレヒト・ヴェルマー『勝負の終わり 宥和せざるモデルネ』(1993)目次と序言

Albrecht Wellmer, Endspiele: Die unversöhnliche Moderne. Essays und Vorträge. Frankfurt a.M. 1993. ヴェルマーによるのアドルノ論をメインに収録した論文集。90年代後半からは英米系の言語哲学に関する研究に関心を移している。 そういえば80年代…

J・キュッパー、Ch・メンケ編集『美的経験の諸次元』(2003)目次と序論

Joachim Küpper und Christoph Menke, hrsg. Dimensionen ästhetischer Erfahrung, (Frankfurt a,M.:Suhrkamp 2003.) の序論が、ガダマー以降の「美的経験」の議論状況とその議論が孕む問題点を簡潔に整理していてなかなかよかった。 『美的経験の諸次元』 …

ポール・リクール「ジャン・ナベールによる行為とシーニュ」(1962)

[以下は Paul Ricœur, «L'acte et le sign selon Jean Nabert» (dans: Le conflit des interprétations. Essays d’herméneutique, Paris:Seuil 1969.) の試訳] 本稿は、ナベール哲学における困難について比較的詳細に、また比較的緩やかに調査するのだが、か…

アンドリス・ブライトリンク「歴史のエクリチュール:埋葬の行為か」(2004)

[以下は Andris Breitling, «L’écriture de l’histoire: un acte de sépulture?» (dans: L’Herne. Ricœur. Paris 2004.) の試訳] 歴史家の任務が、研究の技術的で知的な要求を超えて、ある責任を含んでいることは疑いなく認められるだろう。一方で歴史家は、…

ポール・リクール「ハイデガーと主体の問い」(1968)

[以下は Paul Ricœur, «Heidegger et la question du sujet» (dans: Le conflit des interprétations. Essays d’herméneutique, Paris:Seuil 1969.) の試訳 本稿での私の意図は、コギトの優位性を否定する際にその根底に置かれる主体―客体に関する有名な批判…

ポール・リクール「実存と解釈学」

[以下は Paul Ricœur, «Existence et herméneutique» (dans: Le conflit des interprétations. Essays d’herméneutique, Paris:Seuil 1969.) の試訳 ここでの私の目的は、解釈学的な問題を現象学的な方法の上に接木することと呼ばれ得るようなものによって現…

ハンス・ローベルト・ヤウス「文学的解釈学の境界確定のために」読書メモ

[以下はHans Robert Jauß, ”Zur Abgrenzung und Bestimmung einer literarischen Hermeneutik” ( in: hrsg. von M. Fuhrmann, H. R. Jauß, u. W. Pannenberg, Poetik und Hermeneutik IX. Text und Applikation. Theologie, Jurisprudenz und Literaturwisse…

ラインハルト・コゼレック「〈経験の空間〉と〈期待の地平〉 二つの歴史学的カテゴリー」

[以下はReinhart Koselleck “Erfahrungsraum und Erwartungshorizont-zwei historische Kategorien” (in: ders, Vergangene Zukunft. Zur Semantik geschichtlcher Zeiten, Frankfurt a.M.: Suhrkamp 1979.)の試訳] 1.方法論上の前置き 人はよくよく仮説…

ジャンニ・ヴァッティモ「解釈学的存在論における真理と修辞学」

[以下は Gianni Vattimo, La fine della modernità, Milano:Garzanti Editore 1985.に収録された第8論文の英訳・独訳からの重訳] 1 われわれが「解釈学的存在論」と呼ぶものが何であるかは、現代思想において非常にはっきりしていて十分に展開された哲学的…

ギュンター・フィガール「遂行の意味と事実性」

[以下は Günter Figal „Vollzugssinn und Faktizität“ (in ders, Der Sinn des Verstehens, Stuttgart:Reclam, 1996.) の試訳] 1. 了解は実際どのようにしてなされ得るのかという問いに、ハンス・ゲオルク・ガダマーの哲学的解釈学はびっくりするほど簡素…

ギュンター・フィガール「哲学的解釈学の複合性」

[以下は Günter Figal „Die Komplexität der philosophischer Hermeneutik“ (in ders, Der Sinn des Verstehens, Stuttgart:Reclam, 1996.) の試訳] 1 [限界づけられた理性の哲学としての解釈学] 解釈学が今日もっとも重要な哲学的動向となったことは、哲学…

ポール・リクール「イニシアティヴ」

[以下は Paul Ricœur, «L'initiative» (dans Du texte à l’action. Essais d’herméneutique, II, Seuil 1986) の試訳] 以下の哲学的考察は二つの特質によって特徴づけられている。第一に、この考察の野望は、時間という構築物における現在(人格的な現在や歴…

ポール・リクール「解釈について」

[以下は Paul Ricœur, «De l’interprétation» (dans: Du texte à l’action. Essais d’herméneutique, II, Seuil 1986) の試訳] 私が思うに、三〇年間私を支配してきた諸問題の理念、またそうした問題に対する私の対処法が属している伝統の理念を与えるもっと…

ポール・リクール「修辞学、詩学、解釈学」

[以下は Paul Ricœur, «Rhétorique, poétique, herméneutique» (dans: Lectures 2. La contrée des philosophes, Paris: Seuil 1999.) の試訳] ここで探求されることになる主題のむずかしさは三つの学科の傾向から生じているのだが、それらはそれぞれの全体…

ポール・リクール「物語り性と現象学と解釈学」

[以下はPaul Ricœur, “Narrativité, Phénoménologie et Herméneutique” (dans Encyclopédie Philosophique universelle. t.1, L’Univers Philosophique, Paris: PUF 1989, p.63-71.) の試訳] 三〇年来私の関心事である諸問題に見当をつけ、またこれらの問題…

ラインハルト・コゼレック「政治による死者礼拝」(1994)

[以下は Reinhart Koselleck, Der Politische Totenkult. Kreigsdenkmäler in der Moderne (hrsg. von Reinhart Koselleck, Michael Jeismann, München 1994: Wilhelm Fink Verlag.) に収録されたコゼレックによる序論部分の試訳] 序論 死者たちを偲ぶことは…

ブルクハルト・リープシュ「証しと自己性 『存在と時間』への返答としての『他者のような自己自身』」

[以下は Burkhard Liebsch, „Bezeugung und Selbstheit. Soi-même comme un autre als Antwort auf Sein und Zeit“, in: Andris Breitling u. Stefan Orth u. Birgit Schaaff (Hrsg.), Das herausgeforderte Selbst. Perspektiven auf Paul Ricœurs Ethik, W…

ピエール・コラン「解釈学と反省哲学」

[以下は Pierre COLIN, «Hérméneutique et philosophie réflexive» (dans Paul Ricœur. Les métamorphoses de la raison hérméneutique, éd, Jean Greisch et Richard Kerney, Cerf, Paris, 1991.) の試訳] ジャン・グレーシュがポール・リクールに関するこ…

ジャン・グレーシュ「自己の解釈学へ向かって- 近き道と長き道」

[以下は Jean Greisch, «Vers une herméneutique du soi. La voie courte et la voie longue», (dans Éthique et responsabilité. Paul Ricœur, Boudry-Neuchâtel, 1994, pp.155-173.) の 試訳] 偶像破壊的な問いから始めよう。[ポール・リクールの]『他者の…

ギュンター・フィガール「哲学的解釈学――解釈学的哲学」

[以下はHermeneutische Wege. Hans-Georg Gadamer zum Hundertsten (hrsg von G.Figal, J. Grondin und D.J.Schmidt, Mohr Siebeck, Tübingen, 2000) に収録されたフィガール論文の試訳] ガダマーの意味での哲学的解釈学は、なんら哲学としての原理上の要求…